2024年から始まる新NISAについていろんな話題が出ていますね。
そんな中で個人的に気になったのが「結局、iDeCoと新NISAでは長期的に見るとどちらがお得になるんだろう?」ということでした。
ということで単純に比較してみたいと思います。
まずはiDeCoを利用する場合です。
条件は
この場合では
同じ条件で新NISAを利用する場合は、積立額を減らして考えなくてはなりません。
iDeCoは全額所得控除の対象となるためです。
ここで、どのくらい節税になるかの計算ですが、まずは課税所得金額を算出します。

(引用元 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-2873/)
課税所得金額がわかったら掛け金に税率をかけてもらうと節税額がわかります。こちらの表↓では所得税のみなのでさらに住民税(一律10%)も込みで計算します。

(引用元 https://www.smbc-card.com/like_u/money/ideco.jsp)
非常にざっくりとですとこちらの表↓が参考になります。

(引用元 https://fpsdn.net/column/2017/04/8345.html)
年収500万円の場合、20%の減税となるため積立額のみ1.6万円、その他の条件は同じと想定すると
年収700万円の場合は所得控除20%、住民税10%の合わせて30%となるため、新NISAの積立額は1.4万円となります。
その場合の想定額は
所得税率5%の場合でも住民税10%と合わせると15%となるため積立額は1.7万円とすると、
比較的年収が低い方でも節税メリットが新NISAの全額非課税を上回るため、老後資金と割り切って運用するのであればiDeCoに軍配が上がりました。
iDeCoさん、60歳までの資金拘束があるとはいえめちゃくちゃ優秀なやつだったんですね。
一部界隈から謎の批判を浴びることが多いので本当に不遇な存在だなと思います。
そんな中で個人的に気になったのが「結局、iDeCoと新NISAでは長期的に見るとどちらがお得になるんだろう?」ということでした。
ということで単純に比較してみたいと思います。
まずはiDeCoを利用する場合です。
条件は
- 勤続 40年
- 運用期間 30年
- 積立額 2万円
- 年利回り 5%
- 退職金 1,000万円
この場合では
- iDeCo運用額 1,637万円
- 退職金 1,000万円
同じ条件で新NISAを利用する場合は、積立額を減らして考えなくてはなりません。
iDeCoは全額所得控除の対象となるためです。
ここで、どのくらい節税になるかの計算ですが、まずは課税所得金額を算出します。

(引用元 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-2873/)
課税所得金額がわかったら掛け金に税率をかけてもらうと節税額がわかります。こちらの表↓では所得税のみなのでさらに住民税(一律10%)も込みで計算します。

(引用元 https://www.smbc-card.com/like_u/money/ideco.jsp)
非常にざっくりとですとこちらの表↓が参考になります。

(引用元 https://fpsdn.net/column/2017/04/8345.html)
年収500万円の場合、20%の減税となるため積立額のみ1.6万円、その他の条件は同じと想定すると
- 新NISA運用額 1,310万円
- 退職金 1,000万円
年収700万円の場合は所得控除20%、住民税10%の合わせて30%となるため、新NISAの積立額は1.4万円となります。
その場合の想定額は
- 新NISA運用額 1,146万円
所得税率5%の場合でも住民税10%と合わせると15%となるため積立額は1.7万円とすると、
- 新NISA運用額 1,392万円
比較的年収が低い方でも節税メリットが新NISAの全額非課税を上回るため、老後資金と割り切って運用するのであればiDeCoに軍配が上がりました。
iDeCoさん、60歳までの資金拘束があるとはいえめちゃくちゃ優秀なやつだったんですね。
一部界隈から謎の批判を浴びることが多いので本当に不遇な存在だなと思います。
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