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GPIFが2022年度第3四半期の運用実績を公表していました。

残念ながら今年度はまだマイナスですが運用開始以来では3.38%/年のリターンを出しているので非常に優秀です。

GPIFの過去のポートフォリオは株式比率が20%程度とかなり守りに入った運用だったのですが徐々に株式比率を上げていき、現在は50%程度となっています。

タラレバですが運用当初から株式比率が50%程度あったのであれば6%程度のリターンは出せたのではと思います。

6%を多く感じるのか少なく感じるのかは人それぞれですがポートフォリオの半分を債券にしてそれだけの利回りになるならかなり魅力的ではないでしょうか。

暴落時に怯えることもありませんし…

とかなんとか色々考えてみると個人投資家はGPIFみたいな運用で十分なのかなと感じてしまいます。


個人で運用する場合は債券や株式を組み合わせるよりキャッシュと低コストの広く分散されたインデックスファンドで十分と言われていますがGPIFのように国内株式25%、海外株式25%、国内債券25%、海外債券25%くらいで年に数回程度リバランスするくらいなら難しくないでしょう。

iFree年金バランスという投信ではGPIFの基本ポートフォリオに近づけた運用を行うようなのでGPIFの真似をするだけならこれを買って放置が一番楽で確実そうです。

日本のサラリーマンは強力な解雇規制によりクビになりにくいため自分自身が安定してお金を稼げる債券的な性質があると言われています。

であれば入金でカバーできそうな範囲で株式比率をGPIFより高めるのもありかもしれません。

今は入金分で個別株や債券等を買おうという気にはならず株式インデックスを買うばかりですが将来的には債券等も組み込んで増やすより減らさないを意識するターンが来るのだと思います。

横断的に市場を見ていけばお宝が落ちているかもしれませんし色々な資産の動向は軽くでもチェックし続けたいなと思います。