2022年05月

2022年5月のインデックス口座評価額は15,426,895円でした。

先月末が14,832,178円だったので+594,717円となりました。

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ジュニアNISAは3,227,732円でした。

ジュニアNISAを含む保有インデックスファンドの総額は18,654,627円となりました。

入金額は65万ほどでした。

大部分が個別株口座からの入金です。

相場は大きく下落したときもありましたが終わってみればほぼ横ばいで入金分だけ増えた感じですね。

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出典(https://tokubai.co.jp/news/articles/3525)


自分への戒めとして書きます。

このグラフは30代の二人以上世帯の保有資産額分布です。

預貯金の他に保険や株式等の金融資産も含めた額です。

無回答の9%の世帯が全て1,500万円以上の資産を保有しているとは考えにくいので85%以上の世帯が1,000万円未満、90%以上の世帯が1,500万円未満と考えていいと思います。

一口に30代と言っても30歳になったばかりなのか39歳なのか、都会住みなのか地方住みなのか、持ち家か賃貸か実家か、子供の有無、共働きか等々まあ色々な要素はあると思いますが、30代で1,000万円以上ある世帯はかなりの少数派であることは間違いありません。

"なし"が16%もいることに驚きましたが1,000万円以上の世帯は13%程度、1,500万円以上はほんの7%程度という少なさにも驚きました。

多分3,000万円以上となると上位3%には入るのではないでしょうか。

このデータを信じるなら特段、節約等も頑張らずちょろちょろと入金し株式投資をしている程度の我が家ですら間違いなく上位5%には入ってしまうと思われます。

一体全体、世間の皆さんは何にそんなに金を使っているんですかね……


話は逸れますが私は一攫千金を夢見て集中投資などしたくなってしまうタイプです。

過去に集中投資で大きく増やしたこともあれば大きく減らしてしまったこともあります。

確かに現在の資産は億トレから見ればミジンコレベルなのは間違いありません。

しかし、上位数%に入っていることも間違いではありません。

最近は「せっかく上位数%に入っているのに投資で一発逆転など狙う必要があるのだろうか?」という疑問がふつふつと湧いてくるようになりました。

「今持ってる個別株を全部売っぱらって適当にインデックスを買うだけでも良いのでは?」とも思うようになってきました。

冷静に考えると現時点で大多数の普通の人よりお金は持っているわけですからここで大きなリスクを背負わなくても特になんの問題もないはずなんですよね。

個別株で資産の大きな増減を繰り返しながら結局そんなに金は増えず年だけ食っていく…って人はたくさんいますしここらが本当に潮時なのかなと。

なんか最近の相場と同様、めちゃくちゃ弱気になってますね……

みんなこうやって個別株から遠ざかっていくのやもしれません。

つくづく1億、2億持ってても怪しい個別株に全ツッパできる人って本当にやばいんだなと思ってしまいます。

資産が少ない独身なら一発逆転銘柄に全てを賭け、失敗したらまた真摯に働いてお金を貯めるという選択肢はありだと思います。

でも家族がいる人はどう考えてもそんなくだらない事はやめたほうが良いですよね。

頑張って生活費を切り詰めれば年間数十万〜100万程度捻出できる家庭は多いと思いますので少しずつ貯めていけば良いだけだと思います。

私はいつも「何とか一発当てて一気に1億円手に入れたい」とか思ってしまう性分なのでそんなことする必要ないんだよと自分に言い聞かせ続けています。(そしてこんな記事まで書く始末です)

ほとんど病気みたいなもんですが家族を泣かせないためにも常に自分を見張り続けていこうと思います。

これは単純に個別株で成果を上げ続けるのが難しいなと感じたからです。

そもそもがバイオ株全力で人生上のお金の問題をすべて解決してやろうなどと目論んでいた人間なので努力とかそういうのが普通に嫌いなのです。

決算とか見てても眠くなるだけだしいちいちわからない言葉を調べるのも面倒くさい。

筋トレやダイエットなら努力すれば何らかの結果は出ますが株のように努力したところでそれが実るかどうかもわからないとなると尚更やる気が出ません。

それでも以前はなんとか気持ちを奮い立たせて頑張っていましたが最近は全然だめです。

昔仕入れた知識だけで何となく株価を眺めてはいますが大化け銘柄を探してやろうみたいな気力も日に日に低下してしまいました。

思えば2019年のサンバショック直後はもの凄くやる気に満ち溢れていました。

激減した資産をなんとかして増やそうと必死に足掻いていました。

コロナショックは資産がほぼない状態であったので特にダメージは受けず、その後の米株バブル、特に主戦場としていたバイオ銘柄で運良く利益を出すことができました。

コロナ以降は出来すぎとも言える成績となりましたがじゃあ同じ調子で1億、2億を狙えたかというととても無理だなとも感じていました。

お金の増加と比例するように急速に「こんなのいつまでも続かない。この辺が限界だろう…」という気持ちが強くなっていったのです。

ただ運良くバブルに乗れただけで自分の手法が再現性のあるやり方であったとも思えません。

お金を失う恐怖を始めとするネガティブな感情は良くも悪くもサンバイオでの大敗を引きずることで生まれたのかなと思います。

大きく増えた後はモチベが低いまま売買を繰り返し、勝ったり負けたりしながら資産はヨコヨコという日々が続きました。

お金を失う恐怖があるのなら安定していそうな銘柄を余力をたっぷり持って買えばいいのかもしれませんがバイオばかり触ってたので他の株なんて何を買えばいいのかよくわからず、下手なことをするよりはと思って相も変わらずバイオ中心の売買を繰り返していました。

その間にも子供もだんだん大きくなってきて家族の将来について真剣に考えるようになり、ここでまた資産の大部分を失うようなことになってしまったら年齢的にも取り返しが付かないぞ……と悪い方ばかりに考えるようになっていきました。

そして、増えたお金を減らしてしまう恐怖に耐えきれず2021年7月から「利益の一部は出金してインデックスにぶち込んでおこう」と決意したのです。

インデックス投資を始めるに当たり、まず環境をインデックス寄りにしていく必要があると感じ、つみたてNISA口座を開設、その後ジュニアNISA口座も開設しました。

自分の性格上、つみたてNISA口座を開設すれば年間40万円分のインデックスを買うはずですしジュニアNISA口座があるなら年間80万円分のインデックスを買うはずです。

その分だけ個別株口座への入金は減り(インデックス投資開始後から個別株口座への入金は行っていません)、個別株口座がヨコヨコか減った場合、自然とインデックス比率が上がっていくことになります。

個別株を買って勝てるならインデックスなんて買う必要はないと思いますが個別株でめちゃくちゃにやられた過去があるので同じ過ちを繰り返さないようにする必要があったのです。

個別株口座から出金した分は銀行口座に入れておく、パーっと使う、REITを買う、高配当株を買うなどいろんな選択肢がありましたが銀行口座に入れると衝動的に個別株口座にぶち込んでしまう可能性あり、パーっと使いたいようなこともない、REITや高配当株は結局個別株と変わらないんじゃないかと思い「じゃあインデックスで良いか」という結論に至りました。

インデックスといえどボラはありますが長期で見ればインデックスが上がるだろうというのはそれなりに信じている部分があって、例えば悪名高い日経平均でも配当込みのトータルリターンならバブル期の高値を超えていたりするのですぐに使う予定のないお金をインデックスに変えておくのはそんなに悪い選択肢ではないと思います。

何より買って放置しておけるのはものすごく気楽ですね。

一応定点観測として毎月末には記録を残しているのですが買って放置しているだけなのに記録をつける意味があるのかどうかは大いに疑問です。

インデックス投資を始めはしましたがインデックス全力ではなくモチベ低いなりに個別株口座での投資も続けています。

お金はちょうど半々くらいですね。

最近の株安のせいもあり、今のところは個別株口座で稼いだお金をインデックス口座に入金して減らしている状態なので「おいおい、ふざけんなよ」とも思いますがまあ、長期投資なんでそこは目をつむることにします。

またアドレナリンが出まくるような銘柄に出会えることを期待していますがこのままだと一介のインデックス投資家として沈んでいく確率のほうが高そうです。

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